乳児は小説を書けない

小説を書き始めた。はてなダイアリーを使って、断片的に思いついたところだけ書くことにした。どうも俺はいきなり完璧なものを最初から順番に書こうと思っていたふしがあったし、なにかしら新しい書き方みたいなものを発明したいと考えるふしもあったので、そういった考えを全部捨てて、まずは書けるところから書けるように書いていこうと思う。発明はしないし、完璧でもないけど、とりあえず小説を書いてそれを完成させてみたい。タイトルはもう保留。
週に三日は書くとして、一日に400字書いていくと、一ヶ月で6000字になり、十月から一月まで続けたとして24000字、二月中に断片をまとめて完成にもっていけるとうれしい。でもまだ内容が全部決まっているわけではないのでどうなるかは全くわからない。
完成したら応募してみたいと考えているけど、それよりもまずid:kokorosha先生やid:hentai先生の小説が本になって書店に並んでいないとおかしいと思う。両先生が受賞できないとなると、いったい受賞することがどれほどむつかしいのかと思えてくる。自分があまりおもしろいと思えなさそうな本が書店に並び、それが何冊か売れているという事実と、自分がおもしろそうだと思える両先生の小説がまだ本になっていないという事実を、どう捉えていいのかわからない。自分がおもしろそうだと思っている物事は、あまりおもしろくないのか、おもしろいおもしろくないというのは人それぞれだとは思うけど・・・・ 
単純にまだ賞の選考が済んでいないから本になっていないだけで、済みしだい両先生の小説が書店に並ぶと思いたい。
それよりも、とにかく働きたくない。職場で赤ん坊連れのお客さんをみかけると、ああ俺も乳児のような生活がしたいと強く思う。でも乳児は小説を書けないので、それは困る。俺は小説を書きたいと、乳児のような生活がしたいという思いの次に強く思っている。