2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お笑いの話

もう四月イッピから仕事が始まっちゃうから、ほんとにユウウツで、街歩いてても眩暈がしたくらい。これまでにこんなに気が滅入るようなことがあったかなかったかわかんないけど、とにかくここはひとつ好きなお笑いライブでも見て心を落ち着けようと思ったん…

で、レーニンって何した人?

『グッバイ・レーニン!』を見た、と思う。 見たと言い切れないのは蓮實先生のせいだ。 瞳はあらゆる瞬間に目覚めているわけではない。視界に浮上するすべての対象を万遍なく知覚しうる視線というものも存在しない。上映時間という時間的な限界と、スクリー…

日常と尻

ホン・サンス先生の『気まぐれな唇』を観ました。 「ユーモア溢れる粋なセリフで彩られる“男の本性・女の本音”。過剰な装飾はなく、日常のスケッチのようなロマンスは、批評家やマスコミの絶賛はもとより、韓国の若者たちの共感を呼び、大ヒットを記録した。…

いまシネマテークで公開中の「息子のまなざし」ですが、カメラの視点を考える と、緊迫感が増大します。 大学の恩師から電子メイルで『息子のまなざし』についてのコメントが届いたので、さっそくシネマテークに足を運びました。 写真は大英博物館で見た「顔…

ロンドン旅行記②

「お話は、どうかな?」と、クリストファー・ロビンがいいました。 「お話がどうしたって?」と、わたしがききました。 「すみませんけど、おとうさん、モリシマにひとつしてやってくれない?」 「してやろうかな。」と、わたしはいいました。「モリシマは、…